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 佐渡島ってどんなところ？
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 </div>沖縄に次ぐ大きさを誇る、日本海最大の離島である新潟県の佐渡島。佐渡への行き方は、新潟港からカーフェリーで2時間30分、ジェットフォイルで65分で両津港に到着するか、魚のアメ横と呼ばれる寺泊から高速船で65分（車を乗せてはいけません）で赤泊港に到着するか、富山・長野からもアクセスのよい直江津港から高速カーフェリーで100分で小木港へ到着するか、の方法があります。今回は、「初めて佐渡に行くならここは行ってほしい！」というところを、ひとつひとつ紹介していこうと思います。通常、佐渡にツアーで参加する場合は、広大な島内を一気にバスで駆け抜けてしまうので、ひとつのエリアに1か所しか立ち寄らなかったりします。今回は、ひとつのエリアで、何か所も立ち寄りながら街歩きをしてもらいたいな、とゆとりをもったスケジュールを組んでみました。<h2 id="toc-1">佐渡島ってどんなところ？</h2>島、というと小さいイメージを持たれる方もいらっしゃいますが、佐渡は東京23区の1.5倍の広さを持ち、電車がなく、公共交通はバスのみとなります。島内の移動はマイカーまたはレンタカーをおすすめします。観光的な観点から、佐渡を大きく分けると下記のように分かれます。<table><tbody><tr><td>■両津エリア：新潟港から船で到着する玄関口。新潟県最大の湖、加茂湖では牡蠣の養殖も盛んです。■国仲エリア：朱鷺のふるさと新穂、史跡の里　真野、歴史と自然の畑野など特徴ある市町村が連なるエリア。金山から金を運んだルートであったり、都人が佐渡に流れ着いた場所であったり歴史を感じることができます。■小木エリア：かつて佐渡の富の１／３が集まったといわれる千石船の町、宿根木やジオパークを始めとした見所多いエリア。■海府エリア：グリーンミシュランジャポン二ツ星にも選ばれた景勝地、二ツ亀・大野亀。大野亀はトビシマカンゾウの大群生地で、50万株100万本の美しいカンゾウが6月上旬頃咲き乱れます。■相川エリア：江戸幕府直轄の天領であり、佐渡奉行所が置かれたエリア。400年にわたる金採掘と加工の歴史を見ることができ、江戸時代を感じる街歩きも楽しいエリア。</td></tr></tbody></table>現在、佐渡金銀山で世界文化遺産登録を目指しているということもあり、今回ご紹介したいのは相川エリア。江戸幕府を支えた佐渡金山の歴史と街歩きにについてご紹介します。ちょっとここで押さえておきたい『相川エリア』ポイント・・・・・・・・・・・・・■金山に行くなら（この後ご紹介します）・史跡 佐渡金山■あわせて訪れたいのがここ（こちらもこの後ご紹介します）・京町・佐渡奉行所跡・北沢浮遊選鉱場・大間港■お勧めの時期・通年・特におすすめなのは、10月19日の相川まつりにあわせて。・夏　鉱山の中は気温約10度ほどと涼しいので夏の天然クーラーです。上着を一枚多めにお持ちください。坂道を歩きますので歩きやすい靴でおでかけください。・GW・夏休みなどは史跡 佐渡金山にて鬼太鼓披露がある場合もあります。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・■さっそく「史跡 佐渡金山」へ<img class="alignnone size-full wp-image-27141" src="https://yukotabi.static.yukoyuko.net/wp-content/uploads/2018/05/DSC09218-2.jpg" alt="" width="1600" height="900" />▲「道遊（どうゆう）の割戸（わりと）」江戸時代に露頭堀りで金鉱脈を探したため山が割れた跡で、佐渡金山の象徴になっています。受付で、見学コースを①②から選び坑道へ。コース①国史跡　宗太夫坑（そうだゆうこう）江戸時代金山絵巻コースコース②国史跡、国重要文化財國近代化産業遺産　道遊坑（どうゆうこう）　明治官営鉱山コース前日までに予約をすれば、さらに詳細なツアーにも参加できます。・ガイド付き山師ツアー。<a target="_blank" href="http://www.sado-kinzan.com/course/">史跡佐渡金山　コース概要（料金）詳細はこちら</a>コース①国史跡　宗太夫坑（そうだゆうこう）江戸時代金山絵巻コース金鉱脈の採掘は、水との闘いでもありました。湧いてくる水をくみ上げ、外に排出する必要があり多くの人手を要しました。この水上輪は江戸時代に使われたものでポンプの役割をしています。北沢浮遊選鉱場前に建つ相川郷土博物館にて実際に体験することができます。<img class="alignnone size-full wp-image-27140" src="https://yukotabi.static.yukoyuko.net/wp-content/uploads/2018/05/DSC09225-2.jpg" alt="" width="1598" height="900" />コース②道遊坑（どうゆうこう）　明治官営鉱山コース<img class="alignnone size-full wp-image-27138" src="https://yukotabi.static.yukoyuko.net/wp-content/uploads/2018/05/DSC09215-2.jpg" alt="" width="1600" height="900" /><img class="alignnone size-full wp-image-27139" src="https://yukotabi.static.yukoyuko.net/wp-content/uploads/2018/05/DSC09217-2.jpg" alt="" width="1600" height="900" />駐車場の上のほうには、日本最古の西洋式竪坑である大立竪坑の姿を見ることもできます。（外から）<img class="alignnone size-full wp-image-27142" src="https://yukotabi.static.yukoyuko.net/wp-content/uploads/2018/05/9dbc2c19ecc5bfbaa0c3d20079c4cb3a.jpg" alt="" width="1600" height="900" />宗太夫坑江戸時代金山絵巻コース、道遊坑明治官営鉱山コースとも、最後に展示室があり、山での採掘から精錬所まで金精製のすべてをジオラマで見ることができます。ちなみにこちらの写真にある勝場（せりば）は、佐渡奉行所跡に併設された勝場において実際に体験することもできるので、史跡佐渡金山のあとこのジオラマで流れをみてから、佐渡奉行所跡に見学に行くことをお勧めします。<img class="alignnone wp-image-27150" src="https://yukotabi.static.yukoyuko.net/wp-content/uploads/2018/06/b7df5a18-s.jpg" alt="" width="731" height="486" />展示室内にある金塊つかみコーナーでは実際の金12.5㎏　時価6000万円相当を箱から取り出すことにもチャレンジできます。箱から取り出せても、もちろんもらえません！<blockquote>■史跡佐渡金山■所在地：新潟県佐渡市下相川1305番地電話：0259‐74-2389定休日：なし営業時間：4月～１0月　8時～17時30分／11月～3月　8時～17時料金：宗太夫抗・道遊抗コース各900円（小・中学生450円）*両方の場合は、２坑道周遊コース1400円（小・中学生700円）＊坑道内の気温は年間通して10度ほどです。夏などは上着を一枚ご持参ください。階段も多いですので、歩きやすい靴でご参加ください。</blockquote>■京町通り　版画美術館や、佐渡奉行所が並ぶ京町通り。江戸時代から時を知らせてきた時鐘楼は今でも朝と夕の2回、相川の町に鐘が鳴り響きます。6月上旬には毎年、京町音頭流し宵乃舞というイベントが開催されます。<img class="alignnone size-medium wp-image-25926" src="https://yukotabi.static.yukoyuko.net/wp-content/uploads/2018/05/8e85db50dbba2d9345553339c239c17c.jpg" alt="" width="1534" height="900" /><a target="_blank" href="http://gashimacinema.info/">▲詳細はこちら：シネマカフェ　ガシマシネマ</a>シネマカフェ『ガシマシネマ』の隣には、昔ながらの佐渡の住宅のつくりがわかる佐渡の伝統工芸裂織（さきおり）や無名異焼（むみょういやき）のカップなどが販売されている古民家のお店『其蜩庵　きっちょうあん』があります。佐渡独特の住宅建築の様子もわかるので立ち寄ってみてはいかがでしょうか。<img class="alignnone size-medium wp-image-25930" src="https://yukotabi.static.yukoyuko.net/wp-content/uploads/2018/05/0f016bdec9ad04ea8ae3fc2615bbd2c9.jpg" alt="" width="1200" height="675" />▲其蜩庵　きっちょうあん■西坂・長坂坂が多い町なので、長坂・西坂などの名称の坂があり、素敵な洋館も建ってます。昭和45年まで実際に使われていた国登録有形文化財の旧相川税務署です。中に入ることはできませんがこうした建物を眺めながら歩くのも歴史を感じてよいものです。<img class="alignnone size-medium wp-image-25927" src="https://yukotabi.static.yukoyuko.net/wp-content/uploads/2018/05/d423960922cadc52eab788d6c958774e.jpg" alt="" width="1200" height="675" />■北沢浮遊選鉱場<img class="alignnone size-medium wp-image-25928" src="https://yukotabi.static.yukoyuko.net/wp-content/uploads/2018/05/c53e83f6399ede8de26544a1c5cb2947.jpg" alt="" width="1200" height="675" />北沢浮遊選鉱場では、期間限定で7色に変化するライトアップを開催しています。<img class="alignnone size-full wp-image-27143" src="https://yukotabi.static.yukoyuko.net/wp-content/uploads/2018/06/DSC01836.jpg" alt="" width="1347" height="900" /><blockquote>■北沢浮遊選鉱場■所在地：新潟県佐渡市相川北沢町３－２ライトアップ：2018年4月28日～10月31日までライトアップ時間：19時～21時料金：入場無料電話：（一社）佐渡観光交流機構　0259－27－5000</blockquote>■大間港（土木遺産　鉱石の積み出し港）明治25年（1892年）、コンクリート工法以前の石灰等を用いた「たたき工法」により完成した港で、鉱石の搬出や石炭などの鉱山の資材搬入に使われました。現在も石積護岸やトラス橋、ローダー橋脚、クレーン台座が残されています。<img class="alignnone size-full wp-image-27135" src="https://yukotabi.static.yukoyuko.net/wp-content/uploads/2018/05/DSC07725-2.jpg" alt="" width="1598" height="900" />▲<a target="_blank" href="https://www.visitsado.com/spot/detail0461/">詳細はこちら：大間港</a>　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ご紹介した「佐渡旅」、いかがでしたでしょうか？せっかくフェリーに乗っていくんだから、と予定を詰め込んでしまい、結局移動だけで終わってしまった！ということの無いように、事前に行きたい場所をしっかりチェックしてから旅することをお勧めします。お勧めの宿泊エリア：佐渡（相川）、佐渡島内<blockquote>佐渡観光に関するお問い合わせは、（一社）佐渡観光交流機構　電話：0259－27－5000まで。</blockquote><a target="_blank" href="https://www.visitsado.com/">佐渡市公式情報サイト　さど観光ナビ</a>&nbsp;

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