<img class="alignnone wp-image-12880 size-full" src="https://yukotabi.static.yukoyuko.net/wp-content/uploads/2018/02/image1.png" alt="観光砕氷船" width="750" height="563" />
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 目次
 <ul class="toc_list">
 
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 <a href="#toc-1" class="toc-list">
 1
 北海道の流氷は世界最南端!
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 <a href="#toc-2" class="toc-list">
 2
 流氷が支えているオホーツクの生きものたち
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 </li>
 <li>
 <a href="#toc-3" class="toc-list">
 3
 流氷を見に行くならここ!
 </a>
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 <li>
 <a href="#toc-4" class="toc-list">
 4
 流氷の海が丸く見えるかも
 </a>
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 <a href="#toc-5" class="toc-list">
 5
 海底から流氷を「見上げる」貴重な体験
 </a>
 </li>
 <li>
 <a href="#toc-6" class="toc-list">
 6
 流氷のまっただ中へ突き進む!
 </a>
 </li>
 <li>
 <a href="#toc-7" class="toc-list">
 7
 網走港から発着する、世界初の観光砕氷船
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 </li>
 <li>
 <a href="#toc-8" class="toc-list">
 8
 雪原と氷原の境を走る列車旅
 </a>
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 </div>凍てつく大地からそのまま続くように、見渡す限りに広がる真っ白い氷原。それは、波のうねりによって生きているかのようにわずかに動き、きしむ音を響かせています。圧倒的なスケールを見せつける、北海道の冬ならではの景観。流氷のもとへ、いざオホーツクを目指しましょう。<h2 id="toc-1">北海道の流氷は世界最南端!</h2><img class="wp-image-12870 size-full" src="https://yukotabi.static.yukoyuko.net/wp-content/uploads/2018/02/31a251a16c8d655cd307ad459de5544b.jpg" alt="オホーツク海の流氷" width="750" height="500" /> オホーツク海を埋めつくす流氷。今年2018年は1月28日に陸地から流氷が見える流氷初日を観測、2月2日に網走市で流氷接岸が確認されている。接岸は3月まで続く見通しだ流氷は、海に浮かぶ氷のことですが、いくら冬の北海道が寒いとはいえ、目の前の海からそのまま大量の流氷が誕生するわけではありません。日本で見られる流氷は、そのほとんどが遠くシベリア、アムール川の河口付近で生まれたもの。塩分が薄くなった海で生まれた氷が、海流によって日本へ運ばれているのです。このため、オホーツク海の流氷は世界的に見てもっとも南に位置しています。知床半島の緯度が、ほとんどのヨーロッパの国々より南に位置していて、地中海の一部と同じということを考えると、その特別さが実感できるかもしれません。日本にやってきた流氷が初めて陸から見られる「流氷初日」は、1月下旬ころ。例年2月にはオホーツク海の約8割が氷で覆われ、北海道に接岸しますが、海流の関係で北海道北端の宗谷岬から西側、また道東の太平洋岸まで流れていくことはほぼありません。そして、3月には沿岸から離れる「海明け」を迎え、遅くとも4月中には見えなくなっていきます。つまり、流氷を確実に見るなら、知床半島から宗谷岬までのオホーツク海沿岸、2月から3月上旬というわけです。<h2 id="toc-2">流氷が支えているオホーツクの生きものたち</h2><img class="wp-image-12875 size-full" src="https://yukotabi.static.yukoyuko.net/wp-content/uploads/2018/02/d302539f57668b232c690a976dfde0d5.jpg" alt="オオワシ" width="750" height="500" /> 黄色いくちばしと肩口の白さが目立つオオワシ。翼を広げると2.4mにもなります。オジロワシとともに国の天然記念物に指定されています<img class="wp-image-12872 size-full" src="https://yukotabi.static.yukoyuko.net/wp-content/uploads/2018/02/123cc86690eca94639633391b3ead6be.jpg" alt="ゴマフアザラシ" width="750" height="563" /> アザラシの中でももっとも数の多いゴマフアザラシ。砕氷観光船から見られることもあります見た目にはまさに氷の世界でも、実は流氷の海は豊かな生きものが息づいています。流氷自体はほぼ水だけですが、そこには植物プランクトンが大量にくっついています。また、冷やされた海水は重くなって沈み、海底から栄養分に富んだ海水を押し上げます。このため海明けとともに植物プランクトンは一気に増殖し、これを食べる動物性プランクトン、ひいては魚たちをも育てているのです。また、流氷シーズンに見られるものでは、まずはアザラシ。ゴマフアザラシなどは流氷の上に寝そべっているのをしばしば見かけますし、海明けの時期には流氷の上で出産や育児を行っています。また、世界最大級のワシであるオオワシや、それに匹敵する大きさのオジロワシの姿が見やすいのも流氷の上。景色として眺めるだけでなく、厳寒の中に生きるものたちに巡り会うのも、流氷旅の魅力です。<h2 id="toc-3">流氷を見に行くならここ!</h2>冬の北海道で流氷は大きな観光のテーマでもあります。ここからは、流氷を快適に楽しむスポットや施設などを紹介しましょう。■オホーツクスカイタワー（紋別市）<img class="wp-image-12876 size-large" src="https://yukotabi.static.yukoyuko.net/wp-content/uploads/2018/02/0b0b16ea510ade9c15ee43ada4ad7bd8.jpg" alt="オホーツクスカイタワー" width="682" height="1024" /> 地上2階、地下1階のオホーツクスカイタワー。高台から眺めるオホーツクの眺めは格別<h2 id="toc-4">流氷の海が丸く見えるかも</h2>標高334mの紋別山山頂に建つ、高さ31mの展望塔は紋別のシンボル。展望室まではエレベーターで登れます。高さがあるだけに、眺めは雄大。紋別の街並みの向こうには流氷で埋めつくされた海が広がっているでしょう。晴れていれば知床連山や大雪山、サロマ湖まで望めます。<blockquote>「オホーツクスカイタワー」所在地　　紋別市大山町4-25-2電話番号　0158-24-3165アクセス　紋別市街地から約10分、JR石北本線遠軽駅から紋別行きバス約1時間20分、終点下車タクシー約10分料金　　　200円営業時間　10時-18時（4月1日〜11月30日は〜21時）※12月30日〜1月5日休み</blockquote>■紋別 氷海展望塔 オホーツクタワー（紋別市）<img class="wp-image-12873 size-full" src="https://yukotabi.static.yukoyuko.net/wp-content/uploads/2018/02/e0297e8bac07dee445a1425ffcd8504c.jpg" alt="オホーツクタワー" width="750" height="500" /> 紋別港の突堤先端にあるオホーツクタワー。ガリンコ号乗り場からタワーまでの700ｍほどは電気自動車などで無料送迎が行われている<h2 id="toc-5">海底から流氷を「見上げる」貴重な体験</h2>紋別港防波堤の先端にあり、海上38.5mになる３階からの展望と、海面下7.5mの海中展望が両方楽しめます。特に海中からは「流氷の天使」とも呼ばれるクリオネ、キチジやチカなどの魚、時にはアザラシの泳ぐ姿までも見られます。また、水槽ではオホーツク海で見られる魚が展示され、2階には立体映像が展開するオホーツクシアターなども。<blockquote>「紋別 氷海展望塔 オホーツクタワー」所在地　　紋別市海洋公園1電話番号　0158-24-8000アクセス　紋別空港より約15分、JR石北本線遠軽駅から紋別行きバス約1時間20分、終点下車徒歩約10分料金　　　800円営業時間　10時-17時（最終入館16時30分）※12月29日〜31日、1月2日〜3日休み</blockquote>■流氷砕氷観光船ガリンコ号（紋別市）<img class="alignnone wp-image-12877 size-full" src="https://yukotabi.static.yukoyuko.net/wp-content/uploads/2018/02/image7.png" alt="流氷砕氷観光船ガリンコ号" width="750" height="500" /><img class="wp-image-12871 size-full" src="https://yukotabi.static.yukoyuko.net/wp-content/uploads/2018/02/e3c8c653798957bd259dc88bd7432129.jpg" alt="ガリンコ号Ⅱからの景色" width="750" height="500" /> 船首にある2本のらせん、「アルキメディアンスクリュー」で流氷を割り砕き進むガリンコ号Ⅱ。これは2代目で、初代ガリンコ号は北海道遺産として乗り場の近くに保存されている<h2 id="toc-6">流氷のまっただ中へ突き進む!</h2>氷に埋めつくされた海に乗り出せる唯一の存在が砕氷船。このガリンコ号Ⅱは船体の前方に2本の巨大なスクリューを備え、流氷の上に乗り上げつつ、バリバリゴリゴリと割りつつ進みます。360度流氷の眺めに囲まれる約1時間の船旅。乗船は予約制で、大人気のためぜひ早めに。<blockquote>「流氷砕氷観光船ガリンコ号」所在地　　紋別市海洋公園1電話番号　0158-24-8000アクセス　紋別空港より約15分、JR石北本線遠軽駅から紋別行きバス約1時間20分、終点下車徒歩約10分料金　　　3,000円（流氷なしの場合2,500円）※冬期運航（1月10日〜3月）1日5便、2月のみサンライズクルーズとサンセットクルーズも運航され1日7便営業期間　要確認（10名以上で運航・夏期運行期間は5月1日〜10月31日）</blockquote>■網走流氷観光砕氷船おーろら（網走市）<img class="wp-image-12878 size-full" src="https://yukotabi.static.yukoyuko.net/wp-content/uploads/2018/02/image9.png" alt="網走流氷観光砕氷船おーろら" width="750" height="563" /> おーろら号は2隻体制。どちらも、凍える風に当たりながら流氷の海を体感することも、暖房完備の快適な船内から眺めることが可能<img class="alignnone wp-image-12879 size-full" src="https://yukotabi.static.yukoyuko.net/wp-content/uploads/2018/02/image10.png" alt="おーろら号からの景色" width="750" height="499" /><h2 id="toc-7">網走港から発着する、世界初の観光砕氷船</h2>おーろら号は重い船体と、一般の船の倍のパワーで、最大厚さ80cmの氷も押し割りながら進みます。これは南極観測船と同じ仕組みで、時には一度バックして、助走をつけて氷を割ることも。定員450名という大型船のため、充実した設備と船内の快適さも魅力です。<blockquote>「網走流氷観光砕氷船おーろら」所在地　　網走市南３条東4-5-1電話番号　0152-43-6000アクセス　女満別空港より約30分、JR石北本線網走駅より直通バス約10分料金　　　3,300円、特別席はプラス400円営業期間　1月20日〜4月3日の毎日運航、1日4〜5便（4月のみ1日2便、2月9日〜3月11日の金土日には16時30分発のサンセットクルーズも運航）</blockquote>■JR北海道 流氷物語号（網走市〜小清水町〜斜里町）<img class="wp-image-12874 size-full" src="https://yukotabi.static.yukoyuko.net/wp-content/uploads/2018/02/c1e61400315a484be52aaeecf3b66f74.jpg" alt="流氷物語号" width="750" height="494" /> かつて人気を博したトロッコ列車、「流氷ノロッコ号」のあとを受け継いで登場した流氷物語号。空の青と流氷の白に塗られたディーゼル車両だ<h2 id="toc-8">雪原と氷原の境を走る列車旅</h2>オホーツク海の沿岸を走る釧網本線の網走駅と知床斜里駅を結び、流氷の景観を楽しむ観光列車として昨シーズンから登場。網走発の下りはオホーツク海の展望台がある北浜駅で約10分、知床斜里発の上りは浜小清水駅で約20分停車し、隣接する道の駅「はなやか小清水」での買い物も楽しめます。乗車時間は約１時間、乗車券のみで利用できます。<blockquote>「JR北海道 流氷物語号」電話番号　011-222-7111（JR北海道電話案内センター）料金　　　網走—知床斜里840円営業期間　2月3日〜3月4日運行、1日2往復</blockquote>

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