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 “三淵渓谷通り抜け参拝”　悲恋の伝説『卯の花姫』が伝わる渓谷へ
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 </div>さくらんぼの美味しい季節となりました。さくらんぼ、といえば国内シェア76％を超える山形県にさくらんぼ狩りや、道の駅でのさくらんぼのお買い物に行きたくなりませんか。<img class="alignnone size-full wp-image-29266" src="https://yukotabi.static.yukoyuko.net/wp-content/uploads/2018/06/34743668_1563539270411684_8544244373422866432_o.jpg" alt="" width="2048" height="1415" />という前振りでしたが・・・本日ご紹介するのはさくらんぼではなく、山形県 長井市の絶景秘境『三淵渓谷』。長井市には、伝統芸能『長井黒獅子舞』が伝承されていますが、その始まりとなった悲恋伝説が残されているのがこの“三淵渓谷”なのです。<h2 id="toc-1">“三淵渓谷通り抜け参拝”　悲恋の伝説『卯の花姫』が伝わる渓谷へ</h2><img class="alignnone size-full wp-image-29151" src="https://yukotabi.static.yukoyuko.net/wp-content/uploads/2018/06/3e790240f91950f24608f10b9bf58ef8.jpg" alt="" width="1600" height="900" />卯の花姫の伝説とは・・・今から約1000年前、平安時代中期のころ。東北を支配する安倍族の武将で、安倍貞任（あべのさだとう）は弟の宗任とともにこの地を守っていました。朝廷に背いたとして源頼義と、その子義家が安倍一族を打つために東北に攻め入ってきました。貞任には卯の花姫という娘がいて、その娘は敵方である義家に恋をしてしまいました。義家は姫に手紙を送り、貞任側の手の内を盗み出そうとしました。戦略にはまった卯の花姫は、情報をもらしてしまいついに父である貞任は戦いに敗れて亡くなってしまいました。父の死後、信じていた義家からの便りは途絶え、騙されていたことに気づいた姫は三淵渓谷に身を投げました。その後、姫は竜神となり三淵を守る水神様となったということです。長井に伝わる伝統芸能の『黒獅子』は、姫の化身と言われているのだそうです。<img class="alignnone size-medium wp-image-29152" src="https://yukotabi.static.yukoyuko.net/wp-content/uploads/2018/06/7d14a5b29af53ae38e32382a325fc565.jpg" alt="" width="1600" height="900" />道の駅ながいで予約した“三淵渓谷通り抜け参拝”にいくために、野川まなび館で整理券を受け取り、乗り場まで車で各自移動。（まなび館から乗り場までは車で15分ほど）。受付で整理券を渡し、乗船券と交換して乗るボートの名前を確認。ライフジャケットを着用していると、「ひざかけいりますか？　」と声をかけていただきました。こういう気配り大切です。　巻きスカート風のかわいらしいひざかけをかりていざボートへ。ボートは5人乗りのものと7人乗りのものがあるそうで、この日は、他のお客様とともに3人＋船頭さんで乗船。 根元が水没している枯れ木のところは、かつて神社があったのだそう。ガイド案内が流れ、この渓谷や伝説について知ることができます。また、季節のこと、ところどころの詳細については船頭さんから直接お話しを聞けました。渓谷に入る前にみんなで黙祷をします。<img class="alignnone size-medium wp-image-29153" src="https://yukotabi.static.yukoyuko.net/wp-content/uploads/2018/06/3ba6ea166f7569691b8a0264e330b91b.jpg" alt="" width="1600" height="900" />神秘的です。水面下に水没した村があるわけではないとのことですが、不思議な感覚に包まれます。<img class="alignnone size-medium wp-image-29154" src="https://yukotabi.static.yukoyuko.net/wp-content/uploads/2018/06/3f3e12f73b9b6e25b84ec52aef5429c9.jpg" alt="" width="1600" height="900" /> 参拝（ボートから降りるわけではなく、通り抜けることで参拝になります）が終わって目の前に開けた世界の左上に、合体木がありました。この美しい渓谷にまつわる悲しい物語（卯の花姫伝説）をきいた後だったので、こちらの合体木で『結ぶ。ひとつになる。縁』を感じ、夫婦円満・恋愛成就などを見守ってくれているのだとか。<img class="alignnone size-medium wp-image-29155" src="https://yukotabi.static.yukoyuko.net/wp-content/uploads/2018/06/efe845b71bc7372abb2350f279539699.jpg" alt="" width="1600" height="900" /><img class="alignnone size-medium wp-image-29156" src="https://yukotabi.static.yukoyuko.net/wp-content/uploads/2018/06/554a56edbac4d30a41e746faf55cd517.jpg" alt="" width="1600" height="900" /><div id="comp-ir08pw66" class="txtNew">船頭さんに「広葉樹が多く、紅葉も美しいでしょうね」というと、「一面の紅葉が素晴らしいので秋にも是非」とのことでした。「一番いい季節は、やはり紅葉ですか？」と聞くと、「お客様は紅葉をめがけてこられますが、実は一番面白いのが新緑、5月頃です。山々からの雪解け水が滝となり、新緑の萌えた色、鳥の鳴き声、春の花々。とにかく新緑のころが一番です」とのことでした。秋にも、そしてまた次の季節がめぐって、清冽な雪解け水と萌える木々を見に再び訪れたいと思うのでした。天候によって、運行状況に変更が出る場合がありますので、最新情報は、<a target="_blank" href="http://manabikan.wixsite.com/boat">ながい百秋湖ボートツーリング公式HP</a>をご覧ください。<blockquote>三淵渓谷通り抜け参拝申込・問い合わせ先：やまがた長井観光局所在地：山形県長井市東町2番50号電話：0238-88-1831　/　Fax：0238-88-1812料金：おとな2000円　/　小学生以下1500円運行時間：約1時間・第1便　10時～11時・第2便　11時20分～12時20分・第3便　13時～14時・第4便　14時20分～15時20分*乗船の30分前に、野川まなび館で整理券を配布しますのでそれまでにお立ち寄りください。*毎週土日は、やまがた長井観光局（道の駅　川のみなと長井）より無料巡回バスがでています。道の駅を9時に出発するバスに乗ると、10時からの第一便に間に合います。ホテルを少し早めにチェックアウトして、道の駅に9時前に集まると野川まなび館を経由して、乗り場まで連れて行ってくれるので便利です（しかもバスは無料）。</blockquote><a target="_blank" href="http://kankou-nagai.jp/log/?l=434145">やまがた長井観光局HP</a></div>参加の注意事項■歩きやすい靴でご参加ください。（サンダルやヒールはお勧めしません）■自然が多いので蚊やあぶがいることがあります。薄手の長袖等をお持ちください。また虫よけ対策をおすすめします。■ボートの上で1時間ほど、トイレや水分補給ができませんので、トイレをお済ませになってからご乗船ください。また水分などご持参ください。ボートでしか行けない秘境絶景の旅へ、ぜひおでかけください。

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