鳴子温泉郷 (宮城)
鳴子温泉郷にある源泉の数は約400本。
豊富な湯量に加え、日本にある11の泉質のうち9種類を網羅するまさに温泉天国。
温泉郷の中心、鳴子温泉には鳴子名物「滝の湯」(※写真)や早稲田大学の学生が掘った「早稲田桟敷湯」があります。
どちらも名湯が贅沢にかけ流されていて、鳴子温泉の温泉力を存分に楽しめる共同浴場です。

住所:宮城県大崎市鳴子温泉料金:滝の湯(大人150円)
早稲田桟敷湯(大人540円)
草津温泉 (群馬)
熱くてピリリとした湯感覚が特徴の草津温泉。
19ある共同浴場の中で「白旗の湯」、「千代の湯」、「地蔵の湯」は観光客にも無料で開放されています。
白旗の湯は湯畑の脇にあり昔ながらの浴場でおすすめです。5:00から入浴できます。
他に草津三湯として「大滝乃湯」、「西の河原露天風呂」(※写真)、「御座之湯」が。
その中でも「西の河原露天風呂」は男女合わせて500㎡と圧倒的な広さを誇る露天風呂。
温泉街から10~15分歩きますが、行く価値ありです。

住所:群馬県吾妻郡草津町草津料金:大滝乃湯(大人900円)
西の河原露天風呂(大人600円)
御座之湯(大人600円)
伊東温泉 (静岡)
大きなホテル、旅館が立ち並ぶ伊豆の伊東温泉。
首都圏からのアクセスが良い人気の温泉地ですが、実は9つの共同浴場が点在しています。
お勧めは伊東温泉七福神の湯のひとつ「岡布袋の湯」。
こぢんまりとしたタイル張りの湯船が2つあり、柔らかい肌触りの源泉が注がれています。
レトロな雰囲気はTHE共同浴場です。

住所:静岡県伊東市桜木町料金:岡布袋の湯(250円)
渋温泉 (長野)
開湯1300年、古くから湯治場として栄えてきた渋温泉。
石畳沿いに木造建築の宿がずらりと立ち並ぶレトロな温泉場です。
外湯は9湯。すべて天然温泉100%かけ流し。
外湯に設置されたスタンプを祈願手ぬぐいにすべて押し、
渋高薬師へ参拝して印綬すれば苦(九)労を流しご利益があるとのこと。
外湯は渋温泉に宿泊する方には無料で開放されています。

住所:長野県下高井郡山ノ内町平穏料金:無料
野沢温泉 (長野)
国内外問わず多くのファンに支持される野沢温泉スキー場を持つ温泉場。
ここにも13もの外湯が点在しています。
湯屋建築が素晴らしい「大湯」(※写真)は温泉街の中心に位置する野沢のシンボル。
泉質は硫黄泉が中心で湯上りの肌はしっとりすべすべに。
ちなみにどの外湯もかなり熱いです。水で調整できますが入れ過ぎに注意ください。
外湯は基本的に無料ですが入口に賽銭箱が設置されています。
外湯を維持するために気持ち程度の賽銭をぜひ。

住所:長野県下高井郡野沢温泉村料金:無料(お賽銭)
城崎温泉 (兵庫)
温泉地全体をひとつの宿と捉え発展してきた城崎温泉。
外湯はもちろん数多くの魅力的なお店が点在し、どの季節も浴衣姿の観光客で賑わいます。
お勧めは「まんだら湯」(※写真)。ひときわ目を引く個性的な外観です。ひのき風呂で優しい城崎の湯が楽しめます。
ほとんどの宿の宿泊客は、宿泊すれば無料で外湯を利用できます。

住所:兵庫県豊岡市城崎温泉湯島料金:まんだら湯(大人600円)
別府温泉郷 (大分)
日本一の源泉数(約2300!)と湯量を誇るこのエリアには、無数の共同浴場が存在します。
入浴料が100円~と手軽なことも魅力のひとつ。
ただ、数があまりにも多いためどこに行けばよいか迷うと思います。
お勧めは別府温泉発祥の地「浜脇温泉」(※写真)。さらりとした単純泉が広い湯船に注ぎます。
深夜1時まで営業していて多くの地元住民に愛されている温泉です。

住所:大分県別府市浜脇料金:浜脇温泉(大人100円)