温泉で湯船に浸かると、ときどき浮かんだり沈んだりしている一見ゴミのようなもの。あれを“湯の花”といいます。温泉の不溶性成分が析出・沈殿したもののことで、温泉の性質によって成分もさまざま。例えば強酸性のお湯が特徴の草津温泉では、硫黄華という種類の湯の花が得られます。お土産として販売していることも多く、自宅へ帰ってからも温泉気分を楽しめるとあって人気です。ただし、成分によっては風呂釜を傷める可能性もあるので、十分に注意の上ご使用ください。

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