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芸術・乗り物・歴史!紅葉と巡るおすすめコース3選【北陸版 2018年10・11月号】

芸術・乗り物・歴史!紅葉と巡るおすすめコース3選【北陸版 2018年10・11月号】

新緑眩い季節も終わり、山々が赤や黄色に色づく季節がやってきます。北陸地方は、心奪われる紅葉スポットがたくさんあります。そこで今回は、紅葉と一緒に芸術、乗り物、歴史が楽しめる北陸版秋のおすすめコース3選をご紹介します。

【石川県】加賀の紅葉と伝統美に触れ、芸術の秋を体感

艶やかな秋衣をまとう渓谷「鶴仙渓」

鶴仙渓は山中温泉街に沿って流れる大聖寺川の中流にあり、こおろぎ橋から黒谷橋までの約1キロの区間を指します。鶴仙渓沿いに約1.3キロの遊歩道があり、例年11月中旬~下旬は錦のように鮮やかに紅葉が色づきます。

S字型の「あやとりはし」(写真)、渓流に架かる総檜造りの「こおろぎ橋」など、個性的な橋と紅葉の競演も見ごたえ抜群です。

アクセス情報

住所加賀市山中温泉地内
TEL0761-78-0330(山中温泉観光協会)
アクセス電車:加賀温泉駅から加賀温泉バス「温泉山中線 栢野行き」(2番のりば)で約35分、「山中温泉支所前バス停」下車。または加賀周遊バス「キャン・バス山まわり」乗車、「山中2 山中温泉 菊の湯・山中座バス停」下車

車:北陸自動車道加賀ICより約25分

駐車場あり(無料 台)

お泊まりはこちらがおすすめ!「加賀温泉郷 山中温泉」

開湯1,300年の歴史を誇る「加賀四温泉」の一つで、多くの文人墨客に愛された温泉地です。中でも松尾芭蕉は「奥の細道」の旅の途中9日間逗留。「山中や 菊は手折らじ 湯の匂い」と詠み、有馬、草津と並ぶ「扶桑(=日本)三名湯」と称えました。

加賀温泉郷 山中温泉の宿一覧はこちら

古民家で加賀の伝統工芸体験を「加賀伝統工芸村 ゆのくにの森」

「加賀伝統工芸村 ゆのくにの森」は11の館で50種類以上の伝統工芸体験ができる施設です。どら焼きプチ体験から蒔絵体験、金箔はり体験など、珍しい体験が楽しめます。築100年以上の茅葺古民家を移築し、日本の原風景を再現した空間は風情たっぷりです。例年10月中旬~11月中旬が紅葉の見ごろで、敷地内の館から紅葉観賞も楽しめます。入村料は一日券で大人540円、中学生・高校生440円、4歳以上330円です。

アクセス情報

住所小松市粟津温泉ナー3-3
TEL0761-65-3456
営業時間9:00~16:30(最終入村15:30) ※季節変動あり
定休日臨時休業あり(詳細はHPまで)
アクセス電車:加賀温泉駅より車で約20分

車:北陸自動車道片山津ICから約20分、または小松IC・加賀ICから約25分

駐車場あり(無料 300台)

おすすめランチ「お食事処 漁師の館」

「加賀伝統工芸村 ゆのくにの森」内にあるレストラン。白身のトロと言われる北陸名物ノドグロの釜飯は、お米に旨みがしみ込んで絶品です。海の幸だけでなく、地元で採れた新鮮な野菜もいただけます。

アクセス情報

住所小松市粟津温泉ナー3-3
TEL0761-65-3456(加賀伝統工芸村 ゆのくにの森)
営業時間11:00~14:30(L.O.14:00)
定休日なし(臨時休館あり)
アクセス電車:JR加賀温泉駅から車で20分

車:小松ICから車で25分

駐車場あり(無料 300台)

【愛知県~岐阜県】川の渡し船とロープウェー…乗り物から見る迫力の秋模様

船上から風流に紅葉狩りを「桃太郎紅葉船」

犬山橋から桃太郎公園までの片道約20分間、ユーモアあふれる船頭さんと船旅が楽しめます。例年11月中旬~下旬は桃太郎公園の紅葉も色づきますが、水上から両岸の美しい紅葉を臨むひと時はなんとも贅沢な気持ちになります。

料金は中学生以上500円、3歳以上100円とお手軽です。近隣の「国宝犬山城」「寂光院」なども紅葉スポットですので、合わせてお出かけください。

アクセス情報

住所犬山橋遊覧船のりば(犬山市犬山北白平2ほか)
TEL0568-61-6000(犬山観光案内所)
運行期間11月15日〜29日【犬山橋~桃太郎港】始発9時30分、終発14時30分(土日祝15時)/【桃太郎港~犬山橋】始発10時、終発15時(土日祝15時30分)
定休日雨天及び木曽川の増水時
アクセス電車:犬山遊園駅より徒歩約5分

車:東海北陸自動車道岐阜各務原ICから約25分

駐車場なし

お泊まりはこちらがおすすめ!「長良川(ながらがわ)温泉」

戦国時代、斎藤道三や織田信長が天下統一を夢見た岐阜城の麓に湧く温泉です。宿の客室やお風呂から、ライトアップされた金華山山頂の岐阜城の姿を眺めることもできます。

長良川温泉の宿一覧はこちら

迫力満点の岐阜城も秋模様「ぎふ金華山ロープウェー」

岐阜公園から金華山の頂上まで、約4分間の空中散歩が楽しめるロープウェーです。眼下に長良川の景観と、赤や黄色に色づく山々を眺めながら頂上へ。頂上には圧巻の岐阜城やレストラン、りす村があり、大人も子供も楽しめます。紅葉の見ごろは例年11月上旬~下旬で、料金は往復で12歳以上1,080円、4歳以上540円。ナイターは12歳以上900円、4歳以上450円です。

アクセス情報

アクセス電車:岐阜駅または名鉄岐阜駅からN系統「長良橋方面」及び市内ループ左回りバス乗車。「岐阜公園・歴史博物館前」下車 徒歩約3分

車:東海北陸自動車道岐阜各務原ICから約20分

住所岐阜市千畳敷下257
TEL058-262-6784
営業時間【5/12~10/16】8時~18時、【10/17~3/15】9時~17時(※1月1日は5時~17時)/ナイター営業【9/1~10/16の土日祝】8時~22時、【12/22~12/24】9時~21時
定休日なし
駐車場あり(1時間まで無料、以後300円)

おすすめランチ「展望レストラン ポンシェル」

金華山山頂のレストラン。長良川の雄大な流れを見渡す解放感抜群の空間で、岐阜名物がいただけます。おすすめは数量限定の飛騨牛弁当(1,600円)。他にも新ご当地グルメの信長どて丼(750円)も人気です。

アクセス情報

住所岐阜市千畳敷下257(金華山山頂)
TEL058-262-4928
営業時間10:00~16:00(L.O.15:30) ※季節変動あり
定休日なし

【福井県】歴史に思いを馳せつつ、絵のような風景を堪能

日本の歴史公園100選!憩いの公園「西山公園」

北陸有数の紅葉スポットとして人気の公園です。鯖江藩第7代藩主が領民憩いの場として造成し、現代もなお市民の憩いの場となっています。公園の東側にある「嚮陽(きょうよう)庭園」はじめ、公園内には約1,600本ものもみじが植えられており、例年11月中旬~下旬には華やぎます。

アクセス情報

住所鯖江市桜町3
TEL0778-51-1001(鯖江市公園管理事務所)
アクセス電車:福井鉄道西山公園駅から徒歩約3分

車:北陸自動車道鯖江ICから約10分

駐車場あり(無料 30台)

おすすめランチ「亀蔵」

数少ない在来種である福井県丸岡産の実を自家製粉し、店主がその日の朝に打ちあげる完全手打ちの十割蕎麦が自慢のお店です。例年、11月頃には新そばも店頭に登場します。落ち着きのある空間で、亀のようにのんびりと過ごすことができます。

アクセス情報

住所鯖江市東鯖江1-1-3 MM6ビル1階
TEL0778-42-8199
営業時間11時~15時(L.O.14時30分)、17時30分~22時(L.O.21時30分)※完売次第終了
定休日火曜日(祝日の場合は営業)
アクセス電車:鯖江駅より徒歩約10分

車:北陸自動車道鯖江ICより約5分

駐車場あり(無料 6台)

お泊まりはこちらがおすすめ!「芦原(あわら)温泉」

温泉街の遊女と竹人形師の悲しい愛をつづった名作、水上勉の「越前竹人形」の舞台としても有名な温泉地。お湯の共同管理は行われておらず、各宿によって温泉の成分が微妙に異なります。京阪神からの旅行者が多く、「関西の奥座敷」とも言われています。

白い天守の裾を彩る秋衣「越前大野城」

越前大野城は1575年頃、織田信長の下臣であった金森長近によって5年の歳月をかけて築城されました。天守閣は1968年に同時代の城を参考に復元され、内部には歴代の城主の遺品が展示されています。(入館料は中学生以上200円)

紅葉の見ごろは例年11月中旬~下旬で、その頃には麓の色とりどりの紅葉越しに白い天守を仰ぐことができます。

アクセス情報

住所大野市城町3-109
TEL0779-66-1111 大野市役所(代)
営業時間4~9月は9時~17時、10・11月は6時~16時
定休日12月1日~3月31日
アクセス電車:越前大野駅より徒歩約30分

車:北陸自動車道福井ICより約30分

駐車場あり(無料)

以上、北陸版秋のおすすめコースでした。少し足を伸ばしておでかけしたくなるような、素敵な名所がたくさん盛り込まれた編集部自慢のコースです。近場には行き尽くしてしまったという方、少し違った紅葉旅を楽しみたいという方にも、参考になれば幸いです。

YUKOTABI 編集部
ゆこゆこネットが運営する温泉旅行メディア「YUKOTABI」の編集部です。 家族や友人との旅行がもっと楽しくなる情報や、おすすめの温泉など毎日発信しています!