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      <p class="toc_title">目次</p>
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        7つもの泉質を体感できる“温泉のデパート”
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        赤茶色の湯が目印。有馬温泉の「金泉」とは
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        無色透明のお湯。有馬温泉の「銀泉」とは
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    </div><p>国内の温泉地の中でも有名な有馬温泉ですが、改めて歴史や泉質に注目してみると、そのスゴさがよくわかります。今回は知っているようで知らない、有馬の「温泉」について詳しく紹介します。</p><p><h2 id="toc-1">7つもの泉質を体感できる“温泉のデパート”</h2></p><img class="alignnone size-full wp-image-35332" src="https://yukotabi.static.yukoyuko.net/wp-content/uploads/2018/07/pixta_40651699_M.jpg" alt="" width="1350" height="900" /><p></p><p>全国各地に3,100以上もの温泉地がある温泉大国・日本。その中でも兵庫県神戸市の「有馬温泉」は、多くの人が一度は耳にしたことのある代表的な温泉ではないでしょうか。</p><p>同温泉にある「湯泉神社」によると、有馬温泉の歴史は、「大已貴命（おおなむちのみこと）」「少彦名命（すくなひこなのみこと）」の二神が登場する日本神話の時代までさかのぼるのだそう。そして第34代舒明天皇（593～641年）や第36代孝徳天皇（596～654年）が有馬温泉へ行幸し、その湯を愛したことから、日本全国に有馬の湯が知られるようになりました。以後、一時は衰退するものの、名僧・行基や武将・豊臣秀吉の活躍により、湯の評判は時代を追うごとに確固たるものになっていきました。庶民はもちろん、皇族や天下の武将までも虜にしてきた有馬温泉。この温泉は、国が指定している9つの泉質のうち、単純温泉、塩化物泉、炭酸水素塩泉、硫酸塩泉、二酸化炭素泉、含鉄泉、放射能泉の計7つもの泉質を有する珍しい温泉として知られています。</p><p>同温泉地内には各泉質別に天神泉源、極楽泉源、御所泉源、有明泉源、妬(うわなり）泉源、太閤泉、炭酸泉源の7つの泉源があり、現代まで絶えることなくお湯が湧きだしています。太閤泉では飲泉することができるので、ぜひ試してみてください。</p><p></p><p>&nbsp;</p><p><h2 id="toc-2">赤茶色の湯が目印。有馬温泉の「金泉」とは</h2></p><p>先ほど紹介した7つの泉質は、大きく「金泉」と「銀泉」の2つに分けられます。</p><img class="alignnone size-full wp-image-35338" src="https://yukotabi.static.yukoyuko.net/wp-content/uploads/2018/07/AdobeStock_107113609.jpeg" alt="" width="1350" height="900" /><p></p><p>金泉は別名「含鉄ナトリウム塩化物強塩高温泉」と呼ばれており、赤銅色の湯が特徴。湧き出す瞬間は無色透明ですが、湯に含まれる豊富な鉄イオンが空気にふれることにより、鉄がさびたような色に変化します。</p><p>金泉に含まれる塩分には、冷え性や腰痛、関節痛、末端の血行不良などの体をしっかりと温めてくれる保温効果があります。さらには湯に含まれている殺菌効果が、感染性皮膚疾患や慢性的な湿疹の症状を和らげます。</p><p>また、湯の肌に膜をつくる働きのある塩分と、肌の新陳代謝を促進しセラミドを整える作用があるメタケイ酸による保湿効果も期待できます。ちなみにお湯を運ぶパイプはおよそ5年で交換が必要なのだとか。なんでも温泉の成分がたまって結晶となり、パイプを退化させてしまうそう。塩分や鉄分を豊富に含んでいることが分かりますね。</p><p><h2 id="toc-3">無色透明のお湯。有馬温泉の「銀泉」とは</h2></p><img class="alignnone size-full wp-image-35343" src="https://yukotabi.static.yukoyuko.net/wp-content/uploads/2018/07/pixta_5035927_M.jpg" alt="" width="1360" height="900" /><p></p><p>銀泉は金泉と異なり、湯の色が無色透明。「二酸化炭素泉（炭酸泉）」や「放射線能泉（ラドン泉）」があります。</p><p>炭酸ガスが湯に溶け込んでいる二酸化炭素泉は、肌から取り込まれると毛細血管を拡張し、血流を促進、全身の巡りをよくし、むくみを解消してくれます。そのため高血圧や、末梢動脈閉塞性疾患、機能性動脈循環障害、機能性心疾患といった血管の症状に効果的とされています。</p><p>炭酸泉は飲むと胃液の分泌を促すので、食欲増進にも適しています。また放射能泉は、呼吸器からガスを吸入することで、体の自然治癒力を高めます。</p><p></p><p>数ある温泉地の中でも、神話の時代から息づいてきた名湯。その歴史と、素晴らしい泉質を体感しに、足を伸ばしてみませんか？</p><p></p><p>&nbsp;</p>
  
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有馬温泉の「金泉」「銀泉」、その泉質と効能を詳しく解説

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